人生を豊かに楽しいものにするには恋愛は欠かせないものです。
しかし、恋愛はいつも楽しいものとは限りません。
時には辛い思いをしたり、寝れない夜を過ごすこともあります。
こういったストレスは恋愛をする中では欠かせないものですし、それも含めて良い経験になるものですが、中には良い経験では済まされない深刻なストレスに悩まされる場合もあります。
ここではその中でも、恋愛依存症による「恋愛ストレス」と失恋による「失恋ストレス」を取り扱っていきたいと思います。
目次
恋愛ストレス・失恋ストレスとは?
恋愛ストレスとは彼氏(彼女)の事ばかり考え、相手のなんでもない態度に激しく感情が揺れ動いたり、距離があることに強いストレスを感じたりすることです。
これらのストレスは恋愛依存の強い人に多く、特に女性がなり易いと言われています。
恋愛依存が強いと辛い恋愛に陥り易く、自分も相手も辛い状況になってしまいます。
恋愛依存度をチェックするサイトがありますので、あなたがどの程度依存しているのかチェックしてみましょう。
⇒あなたのストレスは爆発寸前?! 恋のストレス度診断(Koi Gaku)
恋愛ストレスが強くなると、吐き気などの体調不良を起こす心身症になる危険性もあります。
一方、失恋ストレスとは、恋人と別れることによるショックにより、眠れない、何もやる気がしない、心臓が締め付けられる(ブロークン・ハート症候群)などの諸症状が現れる状態のことです。
失恋ストレスをいつまでも解消できずにいると、うつ病や心身症などに陥ってしまう場合もあり、「失恋くらいで・・・」と言われるほど甘いものではありません。
適切にストレス解消して、次の恋愛に前向きに進めるようにしていきたいものです。
恋愛ストレスの解消法
恋愛ストレスになり易い人は相手との距離を少し取る必要があります。
彼氏(彼女)のことを考える時間を減らす
恋愛依存症の人は、気がつけばついつい恋人のことを考えてしまいます。
このままではいつまでも恋愛依存から抜け出せず、辛い思いをすることになります。
そこで、相手のことを考えない時間を意図的に作り出す必要があります。
まず、携帯電話を近くに置いておかないこと。
暇さえあれば彼氏(彼女)へ連絡していませんか?
これは恋愛ストレスが生まれる第一歩かもしれません。
相手によってはこのように頻繁に連絡をされることを嫌がる人も多いです。
たまには携帯電話を手放し、恋人に連絡が取れない状態を自主的に作り出すのも1つの手です。
相手のことを忘れて、自分の時間を持つことを考えてみましょう。
次に恋人以外に集中できることを探します。
友達とのおしゃべりでもいいですし、一人で集中できるゲームやパズルなどをやってみてもいいと思います。
このような恋人のことを考えない時間を1日1時間から徐々に増やしていくことで、徐々に相手への依存心は薄れていくことになるでしょう。
勘違いしがちですが、相手への依存心が薄れるというのは、決して相手への愛情が薄れるとイコールではありません。
依存というのは、相手におんぶされている状態。
つまり恋人の重荷となり、自分の力だけで歩けず、全てが恋人任せの状態です。
恋人に依存している人は、相手のことを考えているようで自分のことしか考えられていないのです。
依存を薄め自分の足で立ちあがることができれば、お互いが困った時に助け合う、より良い関係となるでしょう。
もしあなたが恋愛ストレスの傾向があると感じたら、なるべくぼーっと考えてしまう時間を減らし、何かに没頭して集中できる時間作るように心がけてください。
友人との時間を大切にする
恋愛依存の人は恋人のことにのめり込み過ぎるあまり、友人との関係を軽視しがちです。
もし、恋人との間にトラブルがあった時、助けてくれるのは友人です。
恋人にだけ向けられた狭い視野を元に戻して、周りを見てみてはいかがでしょうか。
時には恋人よりも友人との約束を優先する日があってもいいと思います。
1度彼氏より友達を優先したからと言って、彼氏に嫌われたりすることはほとんどないはずです。
友人とのおしゃべり中には、もし恋人からの連絡が来ても友人を重視するくらいの姿勢の方が周りからは好感が持たれるでしょう。
恋人と別れ、気づいたら一人ぼっちだったなんてことがないよう、周りの人との交流も大切にしましょうね。
ただ、恋人のことばかり友人に話すのはNGです(笑)
言いたい気持ちは分かりますが、ノロケと思われたり、愚痴ばかりと思われたり、なかなか良い印象を相手に与えません。
自分のことだけでなく、相手の気持ちも考えてあげましょう。
もし、彼氏の悩みや友達に引かれてしまうようなことを誰かに話したい場合、愚痴聞き・話し相手サービスなどを利用してみるのも一つの手です。
失恋ストレスの解消法
失恋ショックは溜め込むほど、後々大きく跳ね返ってきます。
思い切り泣く
泣くことはストレス発散にとても効果があると言われています。
気持ちの整理がつき、気分が楽になる効果があるのです。
悲しい気持ちを引きずらないために、悲しい時にはしっかり泣いておきましょう。
失恋ソングを聞くなども効果的なようです。
涙が枯れるほど泣きつくしたら、翌朝には気分がスッキリしているはずです。
辛い思いをぶちまける
別れて辛いという思いを言葉にするのも効果的です。
感情が理論的に整理され、感情を客観視することができるようになるためです。
友人など親しい人に話したり、日記やブログに思いのたけを書き殴るでも良いです。
とにかく、何らかの形で気持ちを言語化することが重要です。
この時、涙は我慢せずどんどん流してしまってOKです。
とにかく、込み上げる感情を我慢しないこと、これが重要です。
恋愛ストレスは自分の感情を抑えるようにし、失恋ストレスは自分の感情を爆発させる…。
同じ恋愛に関するストレスでも解消法は全く違いますね。
なるべく楽しい恋愛をしたいものですが、辛い恋愛も乗り越えることで人間的には大きく成長することができます。
失敗を恐れずに、どんどん恋愛していってくださいね!