原因のない漠然とした不安から生じるストレスの解消法

今現在、何か重大な問題を抱えている訳ではないのに、無性に将来が心配になったりすることはありませんか?

「老後生活していけるか不安」「仕事が続けられるか不安」「家族が急に病気になったりしないか不安」など、現実の状態と結びつかない不安や、「原因が分からないけど何となく不安」というもっと漠然としている不安もあります。

これらの心配は誰もが一度はしていることだと思いますが、中にはずっとこのような思考に支配され、ストレスを溜め込んでしまう人もいるんです。

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漠然とした不安を抱えるのはなぜ?

このような漠然とした不安が生まれる原因の1つは現実逃避です。

例えば、何か重要な仕事を任された時、不安になったりしますよね。

「この仕事が失敗したらどうしよう」という不安が妄想を掻き立て、「仕事が失敗したらクビになる」⇒「仕事がなくなったら…」「お金が無くなったら…」「老後は…」というように不安が不安を呼び込んでしまうのです。

しかし、漠然とした不安に取り憑かれた後では、既に元々あった具体的な不安は覚えておらず、何がストレスのもとだったのかが分かりにくくなってしまうんですね。

また、体調不良や睡眠不足など身体が不調時や、忙しい仕事がひと段落して気が抜けた時などに、ネガティブな考えに取り憑かれてしまうこともあります。

社会的な背景として「何をしても自由」という現代社会の自由さこそが、逆に不安を掻き立てているとも言われています。

自由=何でも自分で選択をしなくてはいけない、ということ。

そのような選択は、優柔不断な人などには結構重荷になったりもするのです。

このような漠然とした不安が強まると、何でもないことに異常に苛立ってしまったり、無性に落ち込んだりと感情の波が激しくなり、心のモヤモヤが取れず落ち着かない状態が続きます。

また、この不安が異常に強く、長期にわたって続くと、精神科では不安神経症という病気と診断されることも。

これらの不安ストレスを解消するにはどうすれば良いのでしょうか?

精神的な反応
将来の不安は誰にでもあると思いますが、将来を悪く妄想しすぎても良い事は何もありません。

不安ストレスの解消法

不安を具現化してみる

まずは、不安を具現化してみることから始めましょう。

漠然とした不安のままでは、恐怖感はいつまでも拭えませんし、その不安に対する対処もできません。

何が不安なのかを自問自答してみましょう。

例えば、なんとなく将来の仕事が不安という場合にも、「将来、今の仕事を続けていけるかどうかが心配」という場合や、「将来、失職した時に新たな仕事に就けるか心配」なのかなどより具体的な心配事を探してみるのです。

考えただけで出てこない場合は、書くことで自分の考えを整理することができます。

それでも分からない場合、相談やカウンセリングを受けることで自分の気持ちに気づくこともあります。

具現化した不安の対処法を考える

次は、不安に対する具体的な対処法を考えてみましょう。

例えば「老後の生活が心配」ならば、毎月少しずつ貯金を始めてみたり、「病気になって仕事が続けられなくなるのが心配」ならば、健康診断に行ってみるなどです。

できそうならば実際に行ってみてもいいでしょうし、対処法を考えたところで「実際にそんなことあるわけないか」という気分になれたのなら、それはそれで不安が取り除けたということになるでしょう。

不安を無視して無理矢理推し進めてみる

対処法を考えるという場合、結構時間がかかります。

あまり時間がないのに、仕事(勉強・家事など)が手につかないという場合、不安を振り払うように無理矢理集中してみる、という手もあります。

かなり強引な方法ではありますが、その仕事が終わった頃には、不安が取り除かれていることも多いものです。

案ずるより産むがやすし」といいうことわざがありますが、まさにそれを実践する方法だと言えます。

ここに紹介した方法を試しても不安が大きい、長期間続くというのであれば、一度精神科や心療内科を受診してみることをオススメします。

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